主軸法線方向制御機能を備えた
超大型工作機械の導入により
受注増強に対応しました

建物は2階建てであるにも高さ12m(通常4階分)2階部分を組立占有スペースとし2個所入口があるのですが2個所とも2重ドアとし、室内は専用の衣服、靴を用意してIT業界への対応と致しました。(クリーンルームではありません)
 1階部分は超大型機械導入を行いました。この機械の導入は三多摩地区では初めての機械であり弊社規模では特異であると認識しております。特筆すべきはオプションにて装備した今回の計画の主題でもある「主軸法線方向制御機能」であります。主軸の制御により任意の平面上での円弧や直線状のヘール加工等の自由な形状の複合加工が可能であり、高精度な仕上げ面粗さを必要とする加工も単純なプログラムと簡単な工具で行える。この機械を導入する事により現在6面加工部分を6回の工程で行い約5日間で完成している作業が2工程となり約1日での完成が見込まれることになりました。(東芝機械製造部よりの答申を受け弊社製造部機械課長が確認)
 又、IT、半導体業界にとっては最重要工程であるシール面磨き加工が約70%減となります。